セリフを言う時の距離感は大切なので今回はそれの練習方法をご紹介いたします。
セリフの言う時の声のボリュームに関しては前回の声のボリュームと距離でご紹介いたしましたが今回はこれの練習方法についてお話いたします。
お手伝いして頂ける人がいる場合
徐々に距離を離す
前回でも少し触れましたが3m間隔で離れてセリフを話す事です。
最初は顔が当たるくらいの距離からスタートして、最後は相手が自分の手の大きさくらいに見える距離まで離れてやってみましょう。
そうする事で距離と声のボリュームの距離感はつかめるでしょう。
環境を変える
これも同じく前回でも触れましたが、近い距離で話す場合に環境を変えてください。
例えばデパートのエレベーターの中、そしてライブ会場、映画館、ボウリング場、ゲームセンター、神社など狭い空間から解放的な空間、そして環境音がない空間からうるさい空間など、同じセリフを同じ距離で言ってもまた違ってくるでしょう。
一人で練習する場合
なかなかセリフを合わせる相手がいない場合はどうしても一人で練習をしないといけません。
物を置く
セリフを話すであろう相手を見立てて位置を決め、その位置に物を置きます。
そしてその物に対してセリフを話す練習をして下さい。
距離感をつかむ場合だとこの練習でも充分です。
録音をする
一度相手との距離をとって、その部分にボイスレコーダーをおいて相手のセリフを今たっている位置から入れます。
そして、次に今いる位置からセリフを話し、相手のセリフの時は先ほど入れた自分の声が再生されるようにするのも面白いかもしれませんね。
このように最悪一人でも距離感に関しては練習する事が出来るので、声優になる為のトレーニングをする事は出来ますが、必ず限界は来るのを理解して役者仲間や声優の仲間を作っておきましょう。