テクニックは多用しない

声を使った簡単なテクニックを多用する事はキャラの事をわかっていない証拠です。

声優になる為の養成所に入って間もなくは色々なテクニックを使いたくなりますよね。
ただ、このテクニックは使い所次第で生きるのであって多用するのは自分がその声を出したいだけになってしまいます。

例えば、男性の場合で言いますとセクシー系の声を出す時に注意して下さい。
セリフ終わりに息が抜けるような声を出す事は結構あると思います。
これが正解なパターンはそのキャラが、そのシーンだから良いのであって常にそんな声は出していませんよね。
むしろ一年中そんな声をしていたら頭がおかしなキャラですよね笑

後は、シーンによって決める時に使う力のこもった声もそうです。
その力のこもった声を常に使っていると、まずうっとおしいですし、決め台詞も軽くみられてしまいます。

なので、声のテクニックは使い所を見誤らずにしっかりとした使い所で使っていかないといけません。

覚えたてのテクニックは使いたくなるのはわかりますが、それが当たり前として使わないように気を付けましょう。

その他のテクニックも養成所で色々と学べると思いますが、所詮テクニックはテクニックで万能ではない事を覚えておきましょう。