声優の役作りの考え方についてお話いたします。
もしも声優になりたいあなたがアニメが好きで声優になりたい。だと問題ありませんがある声優さんが好きで声優になりたい方は少し考え方を変えないといけないかもしれませんね。
声優の役作りと言うのは基本的には監督の求めるお芝居をすると言う事になります。
なので自分自身で好き勝手に演技をするのは基本的にはNGです。
好きな声優さんがやっているようなお芝居がやりたい人は、このような状況だと自分のやりたいお芝居が出来ませんよね?
だから結構なストレスを感じてしまうかもしれません。
それに、監督はその作品の全体を見ているのでどんなお芝居でやってほしいかなどは全て頭に入っています。
ただ、かと言ってじゃあどんな演技をすれば良いのと思うかもしれませんが演技の方向性が合っていれば経験上たいてい問題ありません。
例えばセリフ一つとったときにどんな感情で言っているのかが問題ですよね。
私の場合は台本の読み込みが甘かったせいで、怒っている芝居なのに喜んでいる芝居を現場でしてしまい、監督にぼろくそに叱られた経験があります笑
これはセリフだけで見れば喜んでいるように見えるのですが、その配役で考えるとありえないと言うか、その事を思い出すと今でも監督に申し訳ない気持ちがあります。
セリフによっては2パターンから3パターンなど同じ方向性での練習をしておくのも大切でしょう。
基本的には、役作りは台本の読み込みをして方向性を決めて本番に挑むのがベストでしょう。