めちゃくちゃ不思議な感じがすると思いますが早口言葉でセリフを覚えると演技が上達します
今回のこの記事をお読み頂く前に
上達しないセリフの覚え方
上達するセリフの覚え方
の2つをお読みください。
今までセリフの覚え方で色々とお話させて頂きましたがセリフを覚えるのに何故早口言葉を使うのかと言うと、早口言葉で覚える=セリフに感情を入れず、そしてアクセントなどセリフに対して余計な装飾しないで覚えられると言うメリットがあります。
余計な装飾をしないと言う事で監督や演出家の前で演技をした時に方向性が違うと指摘されても直ぐに修正しやすくなります。
また、それだけでは御座いません。
私生活で考え頂ければわかりますが人間ってわざわざ何をしゃべろうかなぁって考えてしゃべっていますか?会話のキャッチボールと言うのは何かしら話された言葉に対して自分のしゃべると言う物です。
それがどういった状況や環境によっても変わらず、その時の気分次第で言葉のイメージが変ってきますよね。
なので早口言葉で覚えておけばその時に作った感情にのせて覚えたセリフをしゃべるだけと考えるとどうでしょうか?
ここまでしてやっと生きたお芝居が出来ると言うものです。
台本を貰ってから
環境を理解し、キャラクターを理解し、状況を理解した上での感情に覚えたセリフを乗せるというセリフは所詮後付のような物だと考えて下さい。