今回も一人芝居シリーズですが間をうまくとる方法をご紹介いたします。
一人芝居と言うのは最も自分自身の個性が出るものであり、また声優として、役者としての実力が最も問われるものとなります。
この一人芝居での間の取り方ですが、間の意味を考える事で上手にとる事が可能です。
例えば過去何度かお話している電話での一人芝居をする時の事を考えて見て下さい。よく、電話での一人芝居をする時って相手がしゃべっている間をあければそれっぽくなるといいましたが、ではこう考えてみてはいかがでしょうか?
相手が本当にしゃべっていたらリアルになりませんか?
もしも台本に相手のセリフが書かれていないのであれば自分のセリフから相手のセリフを必ず作らないといけません。まずは相手が何をしゃべっているのかを理解しないと意味がありませんしね。
後は自分のセリフと相手のセリフをしっかりと覚えてください。そして実際に一人芝居をする時は相手がしゃべっているのを想像上でしっかりと会話を聞いてあげてください。
もしも相手が長いセリフをしゃべっているのであれば相槌も自然と出るでしょうし、会話の内容次第では相槌の方法も色々と違ってくるでしょう。
いかにお芝居をリアルに感じ取れるかが一人芝居の一番のポイントです。
後、絶対にやってはいけないのが誰かの間を真似することです。
間やタイミングと言うのは自分自身の生きてきた中で出来る物なのでそれが個性にもなります。そういった声優になる為に一番大切な個性を捨てる行為と言うのが誰かのマネをする事です。
声優になるには声の雰囲気などを真似するのは良いかもしれませんが、間やタイミングだけは絶対にまねしてはいけません。