よく養成所で言われて一番悩んだ部分です。
私は昔、一番言われていたことが俳優として演技は普通に上手いけどそれだけだね。
あるワークショップに行ったときに言われたのがこの言葉でした。
ワークショップとは3日間だけある有名な監督に直接演技指導をして頂けると言うレッスンで伸び悩んでいた時期に行って、悩んでいる事を一瞬で見抜かれました。
これは今となればわかるのですが過去にお話させて頂いた外側の演技、内側の演技と言う外側の演技の部分です。
自分が通っていた養成所ではレッスン内容的に主にそう見えるかそう見えないかを基準に練習をしていたので外側の演技を学んでいましたが、ある日ある撮影現場に行くと別の事務所の俳優友達の演技を見て思いました。
自分の演技は個性がないなと
そこから、友人に他のワークショップなどを紹介していただき内側の演技と言うのを知りました。
基本的に演技と言うのは魅力があってこそ認められると言う部分がります。
この魅力=個性とお考え下さい。
あなたのするお芝居はあなたしか出来ないお芝居で、みててつまらないなと思われたらそれで終了です。
下手でもかまいません。
下手で魅力がある人であれば、その魅力をいかしつつ練習をしていけば徐々に上手くなります。
ただ、上手くて魅力がない人は練習で魅力がつくようなものではないので監督やキャスティングする人の目にはとまらないでしょう。
なので、個性がわからない人は、まず自分自身がどういった人間なのかを知って欲しいと言う事と、3ヶ月ほど演技から離れれると見えてくるものがあるでしょう。