何となくアニメを見ているのと、声優の演技を実際に見るのとでは印象が違いますよね?
アニメのアフレコをしている作品を見た事がある方はわかると思うのですが、声優は結構大げさな演技をしているように見えます。
勿論これは動きなどではなく声の演技の事です。
アニメを見ている分には違和感を感じないのに、アフレコを見てると違和感を感じてしまう。何故こういった状況になってしまっているのでしょうか?
アニメ作品の場合、映像がアニメで声が声優の声ですよね?
これが普通だという認識になっているのです。
二次元=アニメ声
このような方程式です。
アフレコ風景の場合はこの方程式が
三次元≠アニメ声
このようになってしまいます。
なので、逆に
二次元≠普通の声
こういった方程式も成立します。
是非一度見ていただきたいのが謎の彼女Xと言うアニメ作品です。
この作品のヒロインはアニメ声でなく通常の映像用のお芝居をしています。
個人的にはこういった演技が好きなので非常にはまりましたが、多分普通にアニメファンの方で初めて見た人は非常に違和感があると感じたんじゃないでしょうか?
演技が下手だと言っている人が多くいましたが、これは下手なのではなくそう言う演技なのだと言うのを知らないのです。
このようにアニメだから大げさと言うより、作品によって演技を変化させると言うテクニックは声優として持っていないといけないのかもしれませんね。