一つのお芝居、一つの演技しか出来ないような人はプロの声優になる事は出来ません。
演技の引き出しの多さは声優だけでなく俳優にも求められます。
この引き出しと言うのはそう簡単に増えるものではございません。
だからこそ、今必死で演技の勉強している人が悩んでいるのもわかります。
個人的にオススメなのは演技の引き出しを増やすと言うのは自分の感情を知ると言う事にも繋がります。
自分自身の中には色々な感情があると思いますが、まだ自分が知らない感情もある可能性は沢山あります。
例えば、美味しい物を食べた時の美味しいと言う感情と、今まで嫌いだった食べ物を食べたら美味しいと思った時の感情
これだけでも全然違ってきますよね?
後は景色や風景もそうです。登山が好きな友人曰く、くだらない悩みなどが全てぶっとんでしまうレベルの景色と言うのがあるらしいです。
私は体験した事がありませんが、そういった景色を見て経験を増やすのも勿論大切でしょう。
後は前回の現場で使いたい声優になる為の練習でもご紹介した内容でもかまいませんが、これは外側の演技、内側の演技の外側の演技に違い、どちらかと言えばテクニックのようなものです。
このように自分の想像力や妄想力だけで経験や感動が出来ない部分に関しては体験していくしかないのでもし日常生活の中でもいつもと同じような毎日を送るのであれば、少しでも違った刺激のある毎日をおくるようにしましょう。