外郎売を極める

私が養成所に入って一番最初に見た教科書?です。

外郎売(ういろううり)と言うのは業界でもめちゃくちゃ有名な滑舌向けの教科書です。私も養成所に入って一番最初の授業から養成所を辞める最後の授業の一番初めに練習をしていました。

養成所の授業では外郎売は覚えてくるのが当たり前で授業の一番最初に一人5行分程度読むと言う授業内容でランダムで当たる分、覚えておかないと発声すら出来ないと言う感じでした。

しかも、外郎売を暗記してやるレッスンは必ず社長が見に来ていたのでやっている人とやっていない人でオーディションや仕事の数が違っていたのを覚えています。

外郎売とはどういった話なのかと言いますと、

ういろうと言う薬をあり、それはめちゃくちゃ良い薬で体調も良くなるし、舌もめっちゃ回る、こんなうりろうはいりませんか?

と言っているお話です。

最初はういろうと言う薬の説明なのですが中盤から終盤にかけて舌が回ると言う説明で早口言葉が出てきます。

この言葉は現代ではあまり使われないような言葉ばかりなので初めて外郎売を見た人は読むのも難しいと思います。

とりあえず最初はゆっくりと性格に発音出来るように練習をして下さい。
慣れてくると徐々に早く言えるようになります。
ただ、この外郎売の意味も調べてから練習する方がアクセントの付け方もわかりやすくてお勧めです。

外郎売では

  • 覚える事
  • 理解する事
  • 正確に発音できる事
  • 早く言える事

が重要になってくるのです。

外郎売 (声にだすことばえほん)